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アトピーの乳幼児がいます。いつも不機嫌にぐずります。
あるときは激しく叫ぶように、助けを求めているように泣きます。
昼間も夜も寝つくまで激しく泣きます。
皮膚科や小児科から薬をもらい毎日塗っています。
薬がきくときは静かに眠り、目覚めて機嫌良く遊びますがきく日ばかりとは限りません。
周期的に、波状的に激しく泣く泣き声にお母さんも共に泣きながらつき合っています。
あまりの不機嫌さに悩まされ育てにくいそのもとは皮膚が痛みをともなうかゆみのせいでしょう。
乳幼児は自分の手で、からだのあちこちをかきむしろうとあがいています。
かきむしると血が出てあたりかまわず汚くなるのでお母さんはかききずをつくらないようにと子どもに手袋をかぶせてしまいます。
親の思いとはいえ乳幼児に対してはとてもかなしい仕打ちである手袋です。
これは隔靴掻痒です。
思うようにかきむしることができないじれったさにますます不機嫌になります。
子どもたちは頭皮のかゆみの強さに苦しみ半狂乱のごとく泣きわめいていますが頭頂までは腕や手が届かないのです。
このときこそ母子ケアが必要なときです。
先ず基礎的スキンケアとして、ベビーマッサージをします。
痒いところは指腹で思い切って掻いてあげます。
「かゆみよかゆみよとんでいけ」と唄いながらかゆみをはらいのけるような手法で丁寧にやさしくいたわりをもち、サッサッサッとかいてなでてあげます。
けっして分泌物や出血がふえたりはしません。
脂漏はくしで丁寧にすくようにケアします。
そのあとカモミールやラベンダーで軽くベビーマッサージをします。
あるいはイトオテルミーを実施します。
看護の流れで(プロセス)をみてみましょう。
(1)スパッツをはかせ保温する。
(2)ナチュラル馬油(基本的スキンケア)
(3)丁寧にかいてあげる。
(4)アロマテラピーで鎮静作用
(5)イトオテルミーで鎮静作用
(6)最後に薬効性の高いカワラヨモギ(いんちんこう)茵陳蒿製品の アルテクリーム で皮膚を保護します。
このケア法は医師の治療を妨げることなく実施できます。
医師の治療は(6)の効果を期待すると共に薬物による治療です。
恐れることなく併用するようにお母さんに説明します。
(注)身体には アルテニーニローション 、 アルテクリーム 、頭皮には ルミーズシャンプー 、および よもぎ石けん や よもぎ入浴剤 を使い効果を確認して納得のいく母子ケアをします。
アルテニーニ製品を含めて、私たちは ナチュラル馬油 、アロマオイル、テルミーをアトピー性疾患に悩む母子の必要グッツであると説明しています。
アトピー性皮膚炎に苦しむ子どもたちも10ヶ月から1歳5~6ヶ月あるいは2歳になるとすっかりきれいになります。
それまでは、穀物中心(おむすび)の食事を与え、 おかずは煮た野菜や魚などを少しずつ与えます。
決して強制的に与えたり、沢山たべさせようとしないことが大切です。
アルテニーニ製品をはじめさまざまなグッズを使いますが、ただ塗れば良いとか食べものに気をつければよいのではありません。
母と子をほめてあげます。
かわいいかわいいと子どもをよくみつめて語りかけます。
赤くなった肛門には何回もオイルをぬります。
看護は手と目でまもることです。
つらいアトピー体質の子とお母さんを上手にサポートしてゆきましょう。
ーコメントはよもぎ健康法研究会東京支部よりー
-山西みな子先生 略歴-
1935年 長野県生まれ
1957年 国立東京第二病院付属高等看護学院卒業
1958年 東京大学医学部付属助産婦学校卒業 東京大学医学部付属病院産婦人科勤務川崎市役所衛生局中原保健所勤務国家公務員共済組合連合会稲田登戸病院婦長、社会保険中央総合病院婦長等を歴任
1983年 4月 自然育児相談所(中野区野方)を開設、総合母乳育児の提唱・実践活動を行なう
現在、自然育児法研究会会長、日本助産婦会東京都支部理事、日本助産学会会員、日本看護科学会会員、日本小児保健研究会会員、日本母乳哺育学会会員 著書に「母乳で育てるコツ」(新泉社)、「私の母乳育児」(地湧社)、「母乳相談110番」(正食出版)、「よい子が育つ健康母乳食」(徳間書店)、「乳児のアトピー性皮膚炎」(同時代社)など
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